2026.08.01
月刊ぬりかえDr.コラム遮熱塗料と遮熱フィルムで、夏の暑さを快適に!
こんにちは!ぬりかえDr.くんです。
近年は地球温暖化の影響もあり、夏の暑さが年々厳しくなっています。外壁塗り替えをご検討される際にも、「少しでも室内の暑さを和らげたい」と遮熱塗料に興味を持たれる方が増えています。
そこで今回は、遮熱塗料の仕組みや期待できる効果、さらに効果を高める方法について分かりやすくご紹介します。
遮熱塗料とは?
遮熱塗料とは、太陽光に含まれる赤外線を反射し、建物表面の温度上昇を抑える塗料です。屋根や外壁、ベランダの床面などに塗装することで、太陽からの熱を建物内部へ伝わりにくくし、室内温度の上昇を緩和する効果が期待できます。また、塗装工事と同時に施工できるため、一度に広い範囲へ対策できることも大きなメリットです。
ただし、遮熱塗料は「断熱塗料」とは異なります。夏場の暑さ対策には効果的ですが、冬場の暖房効率向上などの効果は限定的です。
なお、遮熱性能は色によっても異なり、白やベージュなどの明るい色ほど高い効果を発揮します。また、塗膜表面に汚れが付着すると性能が低下するため、定期的なメンテナンスも重要です。
遮熱塗料にはどのくらいの効果がある?
遮熱塗料は、太陽光の赤外線を反射することで屋根や外壁の温度上昇を抑えます。特に効果が期待できるのは屋根です。スレート屋根や金属屋根の場合、条件によっては表面温度が10〜20℃程度下がり、20℃以上の差が生じるケースもあります。
しかし、「遮熱塗料を塗れば家の中が劇的に涼しくなる」というわけではありません。一般的な戸建て住宅では、2階部分の室温が1〜3℃程度低下したり、エアコンの負荷が5〜20%程度軽減されたりするのが目安です
大きな変化ではないものの、暑さによる不快感の軽減や省エネ効果につながるため、決して無意味な対策ではありません。さらに、他の暑さ対策と組み合わせることで、より高い効果が期待できます。
遮熱塗料の効果を高めるポイント
遮熱塗料の性能を十分に活かすためには、建物全体で暑さ対策を考えることが大切です。その中でも特におすすめなのが「窓対策」です。実は住宅内に侵入する熱の多くは窓から入ってきます。そのため、屋根や外壁だけでなく窓にも対策を行うことで、遮熱効果をより実感しやすくなります。
代表的な窓の暑さ対策には、「遮熱フィルムを貼る」「Low-Eガラスへ交換する」「すだれを設置する」「外付けシェードを取り付ける」などがあります。
その中でも、費用対効果と施工のしやすさを考えると「遮熱フィルム」が特におすすめです。比較的低コストで施工できるうえ、日差しによる室温上昇を抑える効果も期待できます。
遮熱塗料だけに頼るのではなく、窓対策と組み合わせることで、より快適な住環境づくりにつながります。
建物全体で暑さ対策を考えよう
日本の住宅は大きな窓を採用しているケースが多く、日射熱の影響を受けやすい一方で、夜間は熱がこもりやすい構造になっています。そのため、建物内の暑さを効果的に改善するには、屋根や外壁だけでなく、窓や換気なども含めた総合的な対策が重要です。
遮熱塗料はそのための有効な選択肢のひとつですが、「塗るだけで全て解決する万能な対策」ではありません。建物全体の熱の流れを考えながら対策を行うことで、より高い効果を得ることができます。
遮熱塗料と遮熱フィルムで快適な夏を!
今回は、夏の暑さ対策として注目されている遮熱塗料についてご紹介しました。遮熱塗料は、屋根や外壁の温度上昇を抑える効果が期待できる一方で、窓の遮熱対策と組み合わせることで、さらに快適な住環境づくりにつながります。これから外壁塗り替えやリフォームをご検討される方は、ぜひ遮熱塗料と遮熱フィルムを活用した暑さ対策を検討してみてはいかがでしょうか。
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