ぬりかえDr.トピックス

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外壁のツタにご注意!

こんにちは!ぬりかえDr.くんです!

外壁に沿って伸びるツタは、豊かな生命力で独特の雰囲気をもたらしてくれます。しかし、建物メンテナンスをする立場から見ると、外壁にダメージを与える厄介な存在とも言えます。

今回は外壁にツタを植えている場合の注意点と、外壁塗装時の対策についてご紹介します。

外壁にツタを植えるメリットとデメリット

ツタを植えることで美観を保ち、夏にはグリーンカーテンとして遮熱効果を発揮するというメリットは確かにあります。しかし、ツタが外壁に根を張ってしまうと、建物にさまざまな悪影響が出てくることがあります。

ツタを外壁に植える際のデメリットは以下の5つです:

1)メンテナンスが大変
ツタは繁殖力が強く、放置するとどんどん成長していきます。朝顔を壁際のネットに沿わせて育てるのとは違い、一度外壁に根付くと除去するのがとても困難で、高所まで伸びると除去作業に多額の費用がかかります。

2)外壁の劣化に気づきにくい
ツタが覆っている部分は外壁が見えにくくなり、ひび割れなどの劣化部に気づきにくくなります。もし劣化を放置すると修理費用が増すだけでなく、ツタがひびを悪化させ、雨漏りの原因になることも。

3)雨樋などが詰まることも
伸びたツタが雨樋の中に侵入することが原因で樋が詰まり、大雨や台風などの際には雨樋がオーバーフローを起こしてしまうことがあります。

4)建物の劣化を誘発
ツタの根が張った部分は水気が集まるので湿気が多くなり、その付近の外壁が劣化しやすくなります。伐採したとしても、根をバーナーで焼いて処理しないとまた生えてきます。

5)虫の発生
ツタは虫を引き寄せます。アブラムシやダニなどの害虫が発生し、建物や庭、隣家にも被害が広がることがあります。そのため、定期的な駆除が必要になる場合も。

ツタの除去は外壁改修と併せて

ツタの除去は外壁改修と併せて行うことがおすすめです。ツタは除去後に外壁に跡が残ることが多く、再生を防ぐために根をバーナーで焼く際には、壁が焦げてしまうこともあります。こうしたツタの跡や焦げた壁面を目立たなくするには、除去後に塗装を施して補修するのが効果的です。

外壁のツタは魅力的に見えるかもしれませんが、やはりデメリットの方が大きいのが現実です。長期的にはリスクが高い選択となるでしょう。

阪神佐藤興産でも、有償にて外壁塗装時のツタ除去サービスを提供しておりますので、お気軽にご相談ください。

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