ぬりかえDr.トピックス

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古い建造物の内装リノベーション

こんにちは!ぬりかえDr.くんです。

戦前に建てられたような古い建物の『歴史を感じさせる』風合いを活かしつつ、スタイリッシュな内装に仕上げるリノベーションが増えています。ただし、築年数がかなり経過している古い建物のリノベーションやリフォームはさまざまな注意が必要です。今回は、古い建物のリノベーションや内装改修についてご紹介します。

 

素材や施工法がポイントになる

リノベーションするにあたり、まず安全性の確認を最優先に行います。必ず建築基準法や消防法に合致しているかをチェックし、必要に応じて耐震補強などの災害防止対策を実施しましょう。

次に行うことは、既存の素材の調査です。どのような壁材や塗料が用いられているのかを正確に把握することは美しい仕上がりを実現する第一歩。それを怠り、天井や壁にマンションのリノベーションで使用する一般的な軽量モルタルや強力な接着剤を上塗りすると、既存の塗装面からはく落が発生してしまうなど、貴重な建物を傷めてしまうことも起こりかねません。古い建物の内装工事は、プロの職人にとっても「いつものやり方」が通用しない現場なのです。

 

断熱性や気密性にもご注意を

古い建物では一般的なリノベーションとは違う段取りが増えます。例えば、建物の内装塗装に取りかかる前に、石膏と漆喰で作った補修材を左官仕事で壁面に塗布して補修することもあります。既存の状態への影響を最小限に抑えながら安全性を高め、コストや工期に合わせて最適な素材や工法を選択して組み合わせるには高い知識と技能が必要になると言えます。

また、築年数が古い建物は、現在の建物よりも断熱性や気密性が劣っていることが多く、見た目だけをキレイにするリノベーションでは、夏は暑くて冬は寒い室内が出来上がってしまうことがあります。そうなると、エアコンをフルパワーで稼働させ続けないと部屋にいられない状況が生まれ、光熱費も高額に…。古い建物の内装をリノベーションする際は断熱性や気密性にも配慮して検討を行い、しっかりと改修することが大切です。

 

業者選びは大切なポイント

リノベーションの際は、歴史的建築物や古い建物のリノベーションの実績がある業者に依頼することをおすすめします。リノベーションのポイントや最適な素材選びや施工法を選択できる、しっかりとした技術や経験を持つ業者を選ぶことがとても重要です。

阪神佐藤興産では、マンションやアパート、戸建てのリノベーションのみならず、歴史ある建物の内装リノベーションなどのプランニングや施工も手掛けてきました。内装リフォーム、リノベーションなどにご興味をお持ちの場合は、阪神佐藤興産までお気軽にご相談くださいませ。

 

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