2023.04.01
月刊ぬりかえDr.コラム補助金や助成金を活用してリノベーションしよう!
リノベーションでも補助金や助成金、使えます!
こんにちは!ぬりかえDr.くんです。ここ数年、新築住宅やマンションの価格が上がり続けています。そんな今、人気なのが中古住宅のリノベーション。しかもリノベーションに使える補助金や助成金が複数存在するのです。そうなると「どんな工事が対象なの?」「受け取れるお金はいくらぐらいなの?」といった疑問が湧いてくると思います。
今回は、リノベーションで補助金や助成金を活用する際に注意すべきことと、対象となる住宅設備に関してご紹介します。
(2023年4月時点の情報です)
補助金や助成金を使ったリノベーションは注意事項が多い?
リフォームやリノベーションで使える補助金や助成金は、ほとんどの場合、着工前に申請しなければなりません。工事を開始してから補助金の申請を行っても、受理されることはありませんので注意しましょう。
しかも「○月○日までに工事を完了させること」という条件がついている場合があります。そうなると、工事日程の調整も必要になります。
また、多くの補助金があらかじめ定められた予算上限に達すると締め切られてしまいます。受付期間中であっても油断せず、なるべく早めに申請手続きを行っておきましょう。春から申請募集を開始し、秋頃には終了してしまうケースが多いので計画的に申請することをおすすめします。
補助金や助成金を活用できる4種類のリフォーム
補助金や助成金の対象になることが多いリフォームをご紹介します。尚、お住まいの自治体に補助金や助成金の仕組みが存在するかどうか、対象になる条件や補助の割合などについては、自治体のホームページなどで確認するか、地元の施工業者に相談しましょう。
① バリアフリーリフォーム
手すりの取り付けや引き戸への変更、床の段差解消、和式便器を洋式に変更、滑りにくい床材への変更といった、数万円~30万円程度のバリアフリーリフォーム工事を対象にしているケースがあります。
② 耐震リフォーム
耐震診断や耐震補強工事を対象にしていることがあります。建物だけでなく、地震の際に倒壊する危険がある外構のブロック塀などの撤去や解体工事も対象となる自治体もあります。「旧耐震」と呼ばれる、1981年5月31日以前に建築確認を受けた建物が補助対象となることが多く、自治体によっては2000年頃までに建設された建物まで対象としていることもあります。
③ エコ&省エネリフォーム
エコや省エネ関連のリフォームに対する補助金や助成金制度も数多く存在します。例えば、窓の断熱化、屋根や外壁の断熱改修、高効率給湯器への交換、節水型トイレへの交換、高断熱浴槽への浴室リフォーム、太陽光発電システムの導入などが該当します。こちらは数万円から数百万円まで、工事に掛かる費用も幅広くなっています。
④ 在宅勤務リフォーム
「新しい生活様式(ニューノーマル)」を見据えた、ワークスペース確保や防音工事などに関して、補助金や助成金を設定している自治体もあります。対象になっていることが多いのはワークスペース確保のための間仕切り新設や窓の新設、防音工事などです。
今回は、リノベーションやリフォームで利用できる補助金や助成金についてご紹介しました。ぜひ一度、利用を検討してみてはいかがでしょうか。
阪神佐藤興産では、建物全般の外壁塗装や建物全体の定期点検をはじめ、補助金や助成金を活用したリフォーム、リノベーションのご相談など、改装全般に関するあらゆるご相談をお受けしています。お気軽にご相談くださいませ。