2022.03.01
月刊ぬりかえDr.コラム擦れによる塗装の剥がれ、どうする?!
よくある擦れ傷、放っておいて大丈夫?
こんにちは!ぬりかえDr.くんです。ご自宅やビル、商業施設などの壁面に、何かが擦って塗装が剥がれた傷を見かけることがあります。そのような擦れ傷は、どのように補修するのでしょうか。また、補修せずに放置した場合、どうなるのでしょうか。今回は、壁面の擦れ傷についてご紹介していきます。
小さな擦れ傷の塗装剥がれが大きなダメージに
外壁の擦れ傷は、すぐに業者に依頼して擦り傷を補修すべきです。傷の大小はあまり関係ありません。ちょっとした擦れ傷でも塗装が剥がれた部分から雨水が浸入してきます。雨水の侵入が進むと塗装面が水ぶくれのようになり浮いてしまい、さらに雨水が侵入しやすくなります。その結果、建物内部で金属のサビや木材の腐食が発生してしまい、大規模な修理工事が必要になることもあるのです。
簡単にできる応急処置が大切!
擦れ傷の塗装剥がれには、早急な補修が必要だと理解いただけたと思いますが、すぐに業者が修理に来てくれるとは限りませんし、雨も待ってくれません。そこで、誰でも出来る簡単な応急処置を施すことをおすすめします。
その方法は、擦れ傷部分を覆うように市販のコーキング材を塗っておくだけ。コーキング材はホームセンターで販売されている数百円の物で問題ありません。プロの業者が補修するまでの間の応急処置なので、見映えもさほど気にすることはありません。大切なことは、一刻も早く雨水が擦れ傷から塗装の裏側に浸入するのを防ぐこと。これを行うだけでその後の補修費用が大きく変わるのです。
早めにプロに相談しましょう
「小さな擦れ傷くらい放置しても大したことにはならない」と油断する方が多いです。しかし、ひとたび雨水が建物の躯体側に浸入すると浸水はどんどん進み、建物に確実にダメージを与えます。ご自身で応急処置を行いつつ、できるだけ早急にプロの業者に相談しましょう。
阪神佐藤興産では、ご自宅をはじめとした建物の外壁ぬりかえ塗装はもちろん、建物の補修や塗り替えなど、建物に関するあらゆるご相談をお受けしています。阪神佐藤興産までお気軽にご相談くださいませ。