ぬりかえDr.トピックス

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雨樋(あまどい)が傷むと建物に悪影響が!

雨どいを支える鉄製金具がサビて劣化!?
こんにちは!ぬりかえDr.くんです。雨どいは建物に降り注いだ雨水を集め、スムーズに排水する役目を担っています。その雨どいを支える支柱の多くが鉄製なのをご存じでしょうか?鉄製ということは錆びるということ。雨どいの支柱が錆びて劣化すると、建物にさまざまな悪影響をおよぼします。今回は、雨どいについてのチェックポイントや修理などについてご紹介します。

雨どいの劣化は建物の劣化に直結する!
屋根に降った雨水を受けるような形で設置されているのが軒樋(のきどい)、軒樋で集めた雨水を竪樋(たてどい)に送る漏斗のような形をしたものを集水器と呼びます。
皆さんの建物の雨どい、割れたり歪んだりしていませんか? 雨どいが傷んでいると、さまざまな問題が発生します。
1. 美観悪化
人目につきやすい軒先だけに、傷んだ雨どいが放置されていると建物の美観を損ないます。
2外壁の劣化
雨水が軒先や軒裏、さらに外壁にまわって劣化します。
3躯体の腐食
劣化した外壁から雨水が壁の内側に侵入し、柱などの躯体や基礎など建物の中枢部を腐食させます。

雨どいは日頃の清掃が重要!
雨どいが詰まらないよう、日常的に雨どいの清掃を行うようにしましょう。軒どいには落ち葉などが溜まりやすいので、定期的にチェックして取り除くようにしましょう。軒どいのチェックを疎かにしていると、集水器や竪どいにも落ち葉が溜まって詰まります。集水器から竪どいにバケツなどで勢いよく水を流して下に落としましょう。水で流れないほど詰まっている時は、針金の先端に布を結びつけて竪どいの中を通し、詰まった葉を押し出して清掃しましょう。

軒どいの傾斜のズレに注意!
雨どいの寿命は15~20年程度です。経年劣化が進むと雨どいを支える金具がサビたり釘が外れたりして、継ぎ手が外れることがあります。また、雨どいは集水器に雨水が集まるよう、傾けて取り付けられています。集水器が左にある場合は、左下がりになっていますし、両端に集水器がある場合は「へ」の字になっています。この傾斜が適正でない場合、流れなかったり逆流したりして、雨水があふれることになります。
こうした症状を放置すると、建物の内部に雨水が浸入して腐るなどの被害に繋がりますので、迷わずプロに雨どいを交換してもらいましょう。一戸建ての雨どいをすべて交換すると10~20万円程度の費用が掛かりますが、建物を守るためには必要だと思います。

外壁の塗り替え時に雨どいもチェックしよう!
雨どいが正しく機能しないと建物に大きなダメージを与えかねないことをご理解いただけたでしょうか。雨どいの寿命は外壁の塗り替え時期と同じ15~20年程度なので、外壁と一緒に雨どいもメンテナンスをしておきましょう。

阪神佐藤興産では、ご自宅をはじめとした建物の外壁ぬりかえ塗装はもちろん、塗り替えと同時に雨どいの補修や交換工事を行うなど、建物に関するあらゆるご相談をお受けしています。阪神佐藤興産までお気軽にご相談くださいませ。

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