ぬりかえDr.トピックス

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鉄部の塗り替えで建物の寿命を延ばそう!

鉄部塗り替えで建物をサビから守る
こんにちは!ぬりかえDr.くんです。
どんな建物にも使われている素材の鉄。鉄にはサビという大敵が存在します。年を経るとサビが発生して建物を劣化させていきますが、どうすれば鉄部をサビから守り、建物を長持ちさせることができるのでしょうか。
今回は、鉄部塗装についてご説明していきます。

屋外は4年に一度、屋内は6年に一度の塗り替えがおすすめ
建物の鉄部にサビや腐食が発生すると、その部分が脆くなってしまい、建物の価値を下げるどころか安全面でも大きな影響を与える可能性があります。そうした事態を予防するため、建物の鉄部にはさび止めを塗装してサビや腐食から守るようにしています。もちろんこれらの塗装にも経年劣化が起こりますから、一定期間ごとに塗り替えることが必要です。また美観の回復という意味でも、鉄部塗装は大きな効果がありますので、建物の価値を維持するという意味でも大切です。
外廊下や外階段、ベランダ手すり、屋上フェンスといった設備のうち、特に雨が直接降りかかる場所は、おおよそ4年に一回程度、各戸の玄関ドアや配線盤、消火栓箱、メーターボックスといった雨が直接は降りかからない場所は、おおよそ6年に一回塗り替えるのが良いとされています。

鉄部塗り替えのサインは「チョーキング」
鉄部を指で触った時に粉がつく「チョーキング」の現象が見られたら、塗装工事を早急に検討すべきサインです。放置しているとサビが発生し、さらに腐敗が進んでしまうと穴が開いてしまいます。留め具部分や階段の底板部や上層階の鉄柵部などが腐食すると大事故につながりかねませんので、しっかりと補修しながら塗り替えを進めていくことが大切です。

鉄部塗装の流れは下記の通りです。
1.ケレン作業(錆落とし)
鉄部に付着した汚れなどを高圧洗浄機などで洗浄します。その後、サビによる腐食はもちろん、旧塗膜の劣化も同時に取り除き、鉄部を露出させます。広範囲かつサビがひどい場合は強力な電動工具を使うこともあります。

2.下塗り(錆止め塗装)
下塗りではサビ止め用の塗料を塗布します。一般的にはエポキシ樹脂系塗料を使用し、刷毛やローラーを用いて塗り残しがないように注意しながら塗装します。

3.中塗り&上塗り
中塗りと上塗りは、下塗りで行なったサビ止めの効果を保護する目的で行います。もちろん上塗りは建物の美観を高めるための役割もあります。
上塗り塗料には、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂などさまざまな種類があり、耐久年数が長い塗料ほど高価になります。一般的には、ウレタン樹脂塗料かシリコン樹脂塗料がよく使われます。フッ素塗料は耐久性が高く、仕上がりも非常に美しいですが、その分非常に高価です。

鉄部塗装の色塗装は職人技が必要?!
下塗りとなるさび止めは茶色系の色ですが、上塗りの色に合わせるように何種類かは色が付いたさび止めがあります。例えば、赤を塗る時は赤色のさび止めを使うことで、上塗りの赤をキレイに発色させることができます。また、白や黄は、二度塗りしないと下地の色が透けてしまうことが多いので、下塗りとなるさび止めに少し色を加えておくことで透け感がなくなり、美しく仕上げることが出来ます。このような仕上がりを意識して細かい配慮ができる職人こそ、優秀な職人と言えるでしょう。

鉄部塗り替えは職人の腕の見せどころ!
今回は鉄部の塗り替えについてご紹介しました。鉄部の塗り替えは、外壁の塗り替えとは少し異なるノウハウや知見が必要です。ただ、依頼する時は外壁の塗り替えと鉄部の塗り替えは一緒に依頼することがほとんどです。だからこそ、塗り替えを担当する職人の腕が仕上がりを左右する、さらには塗装の寿命や建物の寿命をも左右することになります。

阪神佐藤興産では、ご自宅をはじめとした建物の外壁ぬりかえ塗装はもちろん、鉄部の塗り替えなど、建物に関するあらゆるご相談をお受けしています。外壁塗装や鉄部塗り替えなどにご興味がおありの場合は、阪神佐藤興産までお気軽にご相談くださいませ。

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