ぬりかえDr.トピックス

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外壁塗装のひび割れには気をつけて!

ひび割れは建物の美観を著しく損なう
こんにちは!ぬりかえDr.くんです。ご自宅の外壁にひび割れが起きると、美しくないのはもちろんですが、建物の価値や評価を過度に下げてしまうケースもあるため、出来るだけ美しく保っておきたいものです。ただし、定期的にメンテナンスをしないとひび割れを防ぐことは簡単ではありません。
今回は、そんな建物外壁部のひび割れに関してご説明します。

コーキング部のひび割れは建物が健康な証拠
最近はシーリングレスを謳う外壁材も出てきていますが、それはここ数年の話。塗り替えの検討が必要となってくる10年以上前の建物でシーリングレスになっている外壁は、そのまま再塗装すると塗装後にヒビ割れが起こりやすいので注意が必要です。
外壁にひび割れ目立つと建物が古く劣化したように見えますが、コーキング部分だけがひび割れしている場合は、特に問題はありません。地震や風の影響で建物は小さな揺れを繰り返します。コーキングはその振動を吸収して伸び縮みするため、ひび割れが発生するのです。また、コーキングのひび割れによる雨漏りや建物への悪影響の心配はありません。ただ、美観は良くないので、塗装業者に補修の相談をすると良いでしょう。

シリコン材施工部の再コーキングには注意!
シリコンのコーキング材は耐候性や耐水性、耐熱性が良好なのでよく使われますが、注意が必要です。まず、シリコン材のコーキング部分には塗装が乗りません。仮に塗装時にうまく乗ったように見えてもめくれやすいのです。また、次にコーキングをやり直す時、コーキング材をしっかり除去したつもりでも、新たなコーキングに影響が残ってしまいがちです。影響を完全に除去するために余分な費用が掛かることもあるので注意しましょう。

コーキング材には、弾力性を持たせる可塑剤という成分が含まれています。この可塑剤の寿命が5~10年と言われており、それを過ぎると徐々に弾力性を失いはじめます。弾力性を失うと劣化症状が起こり始めるため、コーキング部分も定期的にメンテナンスすることが必要です。

「打ち替え」と「増し打ち」の2つの方法がある
コーキングの補修には、打ち替えと増し打ちという2つの方法があります。
打ち替えは、既存のコーキングをカッターなどの工具で全て取り除いてから、新しいコーキングを打っていく方法。上記で説明したシリコン材でのコーキング時は必ず打ち替えが必要です。増し打ちは、既存のコーキングを除去せずに、劣化して痩せた状態の上からそのまま打っていく方法です。打ち替えでコーキング補修を行うのがベストですが、補修場所によって、あるいは劣化度合いが少ない場合は、増し打ちで対応できるケースもあります。

阪神佐藤興産では、ご自宅をはじめとした建物の外壁ぬりかえ塗装はもちろん、コーキング補修など、建物に関するあらゆるご相談をお受けしています。阪神佐藤興産までお気軽にご相談ください。

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