ぬりかえDr.トピックス

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塗料のツヤ具合で耐久性は変化する?!

ツヤあり塗料とツヤなし、耐久性に差はない?
こんにちは!ぬりかえDr.くんです。近頃、建物の外壁に限らずマット系のツヤなし塗装が人気です。マット系のカラーをラインナップしているクルマも出てきているほどです。外壁塗装をする場合、マット系のツヤなしカラーと従来のツヤありカラーのどちらを選んでも問題ないのでしょうか。今回は、塗料のツヤについてご紹介します。

ツヤありの方が耐久性が高い?
結論を先にお伝えします。外壁塗料においては、ツヤありの方がツヤなしよりも耐久性が高いと言われています。これにはいくつかの理由が存在します。
まず、ツヤあり塗料の方が塗膜表面が平滑なため、汚れが蓄積しにくく、その分耐久性が高いという理由です。次に、ツヤが無い無光沢塗料は、ツヤのある光沢塗料にツヤを無くすための調整剤を添加して作られます。つまりツヤなし塗料はツヤあり塗料に比べて調整剤=不純物が多くなるため、耐久性が劣ってしまうのです。
実際にツヤあり塗料のほうが、2年~3年程度耐久性が高いようです。耐用年数は一般的に10年程度と言われていますから、2~3割耐久性に差が出ると言えます。

しかしながら、マット系カラーの人気上昇を見て、塗料メーカーも手をこまねいているわけではありません。今はツヤなし系塗料でも高い耐久性があって寿命が長い製品が登場しています。外壁をマット系カラーにしたいとお考えの方は工事業者に相談して、最新塗料の中からお選びになると良いでしょう。

調整剤混合は、現場ではなく工場実施が安心
ツヤあり塗料にもツヤなし塗料にも言えることですが、外壁塗装の現場で調整剤を混ぜてツヤを調整する業者がいます。これはあまり良い業者とは言えません。なぜなら屋外の工事現場では、光の具合によって色の見え方が変わります。また品質に影響を与える温度や湿度が一定ではありません。さらには空中に浮遊する埃やチリなどが混ざる可能性があること、また十分に塗料を混ぜられないなどの理由から、塗料の品質が劣化することも考えられます。やはり、環境管理された工場内でカラー調整したものを現場に持ち込むのが正しいです。メーカーで調整された塗料を使いましょう。

阪神佐藤興産では、外壁のツヤ具合のアドバイスなど、建物に関するあらゆるご相談をお受けしています。阪神佐藤興産までお気軽にご相談くださいませ。

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