ぬりかえDr.トピックス

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コンクリートの素材感を持つECPパネルを知ろう!

外壁建材のECPパネルは特長がいっぱい!
こんにちは!ぬりかえDr.くんです。前回はコンクリートの外壁で使われるALCパネルについてご紹介しました。今回はEPCパネルのお話です。同じ英語三文字で外壁に良く使われる建材ということで共通点も多々ありますが、それぞれ特長は異なります。今回は、数あるコンクリート外壁材の中から、ECPパネルについてご紹介します。

ECPパネルとは?
ECPパネルは、Extruded Cement Panelの略称で、日本では押し出し成形セメント板という名称にで呼ばれています。主として中高層の鉄骨建築物の外壁や間仕切り壁に用いられる建築材料で、セメントやケイ酸質原料などの素材から作られます。

ECPパネルの魅力は?
ECPパネルは多くの建築物に使われる人気の外壁素材です。その魅力はおおよそ4つにまとめられます。
魅力1)素材感
ECP最大の魅力と言えるのが素材感です。コンクリートと変わらぬ質感、高い平滑性、エッジの効いたシャープ感、そして高級感。壁面全体にECPを用いた際に壁面が漂わせる高級感は、他の壁材の追随を許しません。また、サッシやガラスとの相性も良く、機能美やRC造のような建物感を鉄骨造で演出できるのも人気の秘密です。
魅力2)安心感
建物に使われるからには安心感が必須です。そのために耐震、耐火、断熱、気密、水密など、高い物理的性能が求められるのです。ECPは「JASS27 乾式外壁工事」で31m以下の建物が適用範囲とされていますが、標準工法での施工が可能なら31m以上の建物にも適用できます。軽量で施工性が良くコスト的にも抑制しやすい、しかも必要性能を満たしているとあれば人気なのもうなずけます。
魅力3)デザイン性
ECPは多くの種類のデザインパネルが用意されています。さらに押し出し時に口金形状を変えれば、自由な形状のパネルを作ることができます。近年では、規則性を持たせて複数のデザインパネルを配置するとこで、壁面に新たなデザインを生み出す設計が増えています。また、シャープ感や連続性を表現する45度コーナーなど、意匠の良さを表現する部材が用意されています。
魅力4)他部材との融合性
ECPは単独でもデザイン性に優れていますが、サッシやガラスといった異なる素材の部材と組み合わせることで、新たなデザインを創造することも可能です。近年は、ECP縦張りと縦連ガラス窓との交互使いデザインが注目されています。

ECPは高い性能優位性を備えている
ECPは様々な面で性能優位性を備えています。耐震性や耐風性においては、大地震にも破損や脱落の事故が少ないことが証明されています。耐火性に関しても60mmほどの厚さにもかかわらず1時間耐火構造認定を取得、中空部が存在することによる高い断熱性、その他、防水性や凍結融解性、遮音性や耐候性などさまざまな面において、ECPは高い性能を誇っています。
また、ECP専用の塗料も発売されており、経年による変化も塗装などで新品同様、あるいは全く異なるイメージに塗り替えることができます。

阪神佐藤興産では、ご自宅をはじめとした建物の外壁塗装はもちろんのこと、さまざまな修理や補修、外壁塗装に関するご相談をお受けしています。もしお客さまが大阪や神戸といった関西圏にお住まいで、ECPの交換やECPを用いた建物の改修や外壁塗装などをご検討の際は、ぜひ阪神佐藤興産までお気軽にご相談ください。

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