ぬりかえDr.トピックス

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お教えします!外壁補修作業の流れ

外壁補修には、注意すべきポイントがたくさんあります!
こんにちは!ぬりかえDr.くんです。前回は外壁補修で気をつけるべきことやきちんとした施工業者と安かろう悪かろうの施工業者では何が違うのかなどをご説明しました。今回は、実際の外壁補修の流れについてご紹介します。

外壁補修の工期は、さまざまあります!
外壁補修の工期は、補修内容にもよりますが1~3日程度、タイルであれば1~5日程度かかります。外壁補修には、多くの工程が必要になります。順を追って工程を見ていきながら、各工程で行われることやお客さまが注意すべきポイントについてご紹介していきます。

<見積>
最初の見積段階では、コストを要する足場を組むことはできません。そこで、下から建物を見上げたり、建物の窓から身を乗り出して壁面部分を見たりしながら、補修が必要になりそうな箇所をチェックしていきます。
その後、概算見積を提出します。

<打診&マーキング>
ご発注のお約束がいただけましたら建物の周囲に足場を組み、外壁面をすべて打診用ハンマーで打診しながら補修が必要そうな箇所をマーキングしていきます。クラックの有無や度合いなどは、打診時の音で見分けます。

<補修工数確認>
打診調査の結果を踏まえて、改めて実際の補修内容や補修工数を確認して正式な金額を算出します。中には目に見える部分だけを補修する見積にして価格を下げ、見映えだけが良い手抜き工事で受注を狙う業者も存在します。また、工法を間違えると工事後に漏水が解消されなかったり、美観が損なわれることになりますから注意が必要です。

<補修作業>
実際に補修作業をスタートします。ヘアクラック、乾燥クラック、構造クラックなど、クラックひとつとってもさまざまな種類や原因のものが存在します。それらをしっかりと見極めて最適な工法で補修作業を進めていきます。

<柄合わせ(パターン戻し)>
工事後の美観を左右するのが、パターン戻しと呼ばれる柄合わせ。大切な下地処理のひとつです。もちろん事前に補修していない壁面と高さや角度を合わせておきます。今までの外壁イメージを壊さないよう、既存のパターンに合わせた吹きつけ作業を行っていきます。この柄合わせが完成後の美観に大きく影響します。

<シーリング>
シーリングとは、目地部分などのすき間に入れる弾力性のあるゴムのような素材です。外壁にサイディングを使用されている場合は、地震や荒天などでサイディングに強い力が掛かった際、その衝撃を吸収してサイディングの破損などにつながる負荷を低減します。シーリングは劣化が早いため、外壁補修を行う際にシーリングもチェックし刷新します。

<下塗り塗装>
下塗り塗装は必ず行います。これを行わずに直接本塗り塗装を行うと、補修部分がテカテカに光って見えたりします。このテカテカ感は、補修部分と従来塗料部分で塗料の吸い込み具合が異なるために起こります。そうならないように下塗り塗装は完成後の美観を長く保ち、さらに補修面を水や汚れからしっかりと守るという大切な役目を担っています。

<本塗り塗装>
下塗りが完了したら次は本塗り塗装です。本塗りは通常2回行います。会社によってはこの2回を「中塗り」「上塗り」と分けているところもありますが意味は同じです。下塗り1回、本塗り2回の計3回塗装するのが通常です。この回数を減らして「下塗り1回、本売り1回」の計2回の塗装でコストを下げ、安く見せかけようとする業者もいるので注意が必要です。
本塗り1回目は、本塗り2回目の塗装でムラなく均一に塗るためのベースとなります。これを行わないと仕上がりが美しくなりません。特に時間が経過してからわかってくることなので注意しましょう。

見えない部分の工事が、補修効果の長期持続のカギ!
外壁塗装の工期はおおよそ17日から18日程度を予定しますが、工事がスムーズに進めば14日程度での完成も十分に見込めます。このあたりは担当者に事前確認しておくことが大切です。
今回は外壁補修工事の流れについてご紹介しました。ご紹介の中でも書きましたが、最終的に完成したらお客さまの目には見えない部分の工事や作業が、美観や補修効果の長期持続に大きな影響を与えることをご理解いただけたと思います。
そういった意味では、外壁の補修や塗装のプロフェッショナルを探して相談されるのが良いと思います。塗り替えサービス一筋50年以上の実績を誇る阪神佐藤興産なら見積もりも無料ですのでお気軽にご相談ください。

次回は、ぬりかえDr.くんが実際の外壁の補修工法などについてご紹介します。

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