ファイングラシーSiで劣化した砂岩タイルを劣化から守ります！

2016.08.08

こんにちは、ぬりかえDrの谷川昌宏です。

今回は外壁面で砂岩タイルで仕上げている住宅の改修です。
砂岩タイルが風雨で劣化し表面の浮きや剥離現象が
起きている物を補修及び保護しました。

その状況を映像を交えて説明します。

まず、砂岩タイルとは天然の石を加工しているのですが、
砂の層が何層も重なって出来ているので、
劣化すると層毎に剥離します。

なぜその様な現象になるのか？
新設時は表面に水が浸み込まない様に
コーティングされているのですが、
風雨や紫外線などで劣化しコーティングがめくれてきます。
そうなると砂岩タイルに水分が浸み込み、
冬場などの寒い時期に水分が凍結し膨張することで
だんだん層が浮いてきます。
こうなると一気に劣化が進み割れたり剥落する
危険があります！！

そうなる前に浮いている部分を取り除き、
新たにコーティングをすることで、
保護することが出来ます。
さらに美観も蘇ります。

では、施工手順を説明します。

①浮き部や剥離部の確認
打診棒や目視で確認します。

②劣化部・浮き部の除去（ケレン）
浮いている部分などを削り取ってペーパーで表面を磨いてい
きます。