ぬりかえDr.トピックス

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見えない排水管部分もメンテナンスが必要!

排水管もメンテナンスを!
こんにちは!ぬりかえDr.くんです。
ご自宅のメンテナンスを考える際に案外見落としがちなのが、キッチンや風呂、洗面所、トイレなどの水を流す排水管です。シンクや便器は掃除しますが、その先の排水管を掃除している人は少ないのではないでしょうか。今回は、排水管のメンテナンスについてご紹介します。

業者によるメンテナンスは5年ごとでOK
簡単に汚れが付着することは無いと思いがちな排水管ですが、実際には排水に含まれる汚れやゴミが残り、それが固着して管が徐々に狭くなっていきます。特に食事にでる油は意外と配管に詰まりますので注意が必要です。
もし清掃をしなければ、汚れが溜まって悪臭を放ち、最悪の場合は詰まる可能性があります。また、最近の建物はダブルトラップで臭気が上がらない構造配管になっていますが、配管ルートによっては、ダブルトラップが排水の邪魔をすることもあります。
いずれにしても、ご自宅から下水道管までの部分はメンテナンスする必要があります。

メンテナンス方法としては、後述する日常メンテナンスをご自身で行い、おおよそ5~7年程度に1回を目安に業者に依頼して点検を行い、必要に応じて高圧洗浄してもらうと良いでしょう。また、排水管の寿命は約20年程度とされていますので、その時期が来たら交換を検討するようにしましょう。

日常的なメンテナンスは強酸性洗剤で
インターネットなどを見ると、クエン酸や重曹、強力な酸性やアルカリ性の洗剤などが紹介されていますが、日常的なメンテナンスはどのようにすれば良いのでしょうか。

極力水を流そう
まず、排水管に付着したばかりの汚れは、水で流れてしまうことも多いので、風呂・洗面所・キッチンを使い終わったあとも極力少量の水を流すことをおすすめします。

強酸性洗剤を使用
風呂や洗面所など髪の毛が溜まるような場所は、パイプクリーナーやサンポールのような強酸性洗剤を使用しましょう。溜まった髪の毛を溶かし、排水管の汚れを取れやすくしてくれます。この時、直前に沸かしたお湯を2~3分流して管全体を温めておくと、強酸性洗剤の効果をさらにアップさせることができます。強酸性洗剤を使用すると有害物質が発生する場合もあるので、使用説明書をよく読んで注意しましょう。

管洗浄用ブラシでこすり洗い
強酸性洗剤を使っても、溜まった汚れを落とし切ることは出来ません。さらにキレイにするには、排水口の部品を外して管洗浄用のブラシなどでこすり洗いを行うようにしてください。

納入に3~4カ月掛かるなど、慢性的な住宅設備不足
現在、トイレやキッチンなどの住宅設備関連資材は、新型コロナウイルスや不安定な世界情勢の影響により慢性的な品不足となっており、納入まで4カ月以上掛かる設備もあるようです。つまり「交換したくてもキッチンやトイレがない」ということが起こる可能性がありますので、日常的なメンテナンスを怠らないようにしましょう。また、リフォームなどに伴って住宅設備を交換する際は、6カ月以上の余裕を持って準備を始めることをおすすめします。

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