ぬりかえDr.トピックス

火災保険に加入していますか？
こんにちは！ぬりかえDr.くんです。最近、お客さまの工場が火事に遭い、修復工事をお手伝いさせていただくことがありました。
火災保険は火事に備える保険と考えている人が多いでしょう。それは合っていますが間違ってもいます。今回は火災保険でどこまで補償してもらえるのかを見ていきましょう。

火災保険の適用範囲は契約内容によって変わる！
火災保険には建物だけを保険対象とするものや、家財も保険に含まれるものがありますので、家財や工場内の機械などについても保険の補償とするか検討する必要があります。また、自然災害などによる被害の補償が含まれるものがほとんどですが、すべての事故や被害が適用対象になるとは限りません。契約内容によっては適用されないものもあるので、必ず契約内容を確認しましょう。新規契約でも更新の場合でも、必要なものと必要でないものをきちんと確認して選択することが大切です。

火災以外にも保険適用されます！
火災保険には大きく『住宅総合保険』と『住宅火災保険』があります。住宅火災保険では火災、落雷、破裂＆爆発、風災＆雪災＆雹災が補償対象となります。自然が発生させた災害という感じでしょうか。これに対して、住宅総合保険は、住宅火災保険がカバーする災害のほかに、物体の落下＆飛来＆衝突、盗難＆騒擾、水漏れが加わります。水害も火災保険の適用になるなど、意外な部分も補償してもらえることがあります。火災保険は決して火災の被害だけ補填するわけではないということを理解しておきましょう。
なお、新築時からの雨漏り、経年劣化による破損、修理部分の再雨漏り、太陽光パネル設置後の雨漏り、増築工事後の屋根瓦の割れなどは保険適用外となるので注意が必要です。

保険で補修するついでのリフォーム工事はあり！
自然災害で建物に被害を受けた際、火災保険を適用して補修作業を行いますが、場合によっては足場を組んで作業しなければならないケースもあります。そうした際、被害に遭った部分の補修に保険を使い、それ以外のリフォームを自費で行うことも可能です。火災保険による補修範囲内で足場を設置した際に、自費で屋根や外壁のリフォームを同時に進めれば、足場費用分のリフォームコストを下げることができます。こうした火災保険の上手な活用法は、プロの工事業者なら的確にアドバイスしてくれるはずです。まずは工事業者に相談することをおすすめします。

阪神佐藤興産では、ご自宅をはじめとした建物の外壁ぬりかえ塗装はもちろんのこと、火災保険適応による災害補修など、建物に関するあらゆるご相談をお受けしていますので、お気軽にご相談ください。