ぬりかえDr.トピックス

ぬりかえDr.トピックス

浴室のリフォームは防水が重要

浴室防水が家の寿命を左右する
こんにちは!ぬりかえDr.くんです。防水は、その住まいで暮らす満足度を大きく左右します。防水が必要なのは住宅の外回りだけではなく、室内でも防水効果が求められる部分があります。中でも、特に浴室の防水はしっかりしたものでなければいけません。今回は、そんな浴室リフォームの防水についてご紹介します。

浴室には2種類が存在する
私たちが普段使用している浴室には2種類が存在します。

在来工法浴室
ひとつめは昔から日本で行われている「在来工法浴室」です。下地に防水を施し、その上からタイルなどの装飾を貼って仕上げます。デザインやサイズの自由度は高いのですが、工期が長く工賃も高くなります。また、こまめなメンテナンスが必要です。

ユニットバス
ふたつめは現在主流のユニットバス。工事期間が短く比較的低コストなことがメリットです。マンションなどの集合住宅では、ほとんどユニットバスを使用しています。在来工法浴室よりも防水性が高く、水漏れにも強い上、メンテナンスも簡単です。ただ、サイズや使用が限られた製品の中からしか選べません。

在来工法浴室の防水は3種類
在来工法浴室の防水には、大きく分けて3つの種類があります。

シート防水
ひとつめはシート防水で、防水シートを接着剤などで下地に貼り付ける方法です。素材はシート状の合成ゴムと塩化ビニールの2種類が多く、2~3日で工事が出来、比較的安価に仕上げることができます。

FRP防水
ふたつめはFRP防水です。強度が高く、耐久性に優れたガラス繊維を用いています。素材の硬化が早いので、1~2日で工事が完了します。膨脹や圧縮も起きにくいため、浴室の防水に一番多く使われています。

ウレタン塗膜防水
みっつめはウレタン塗膜防水です。液状のウレタンを浴室に塗布し、防水性を向上させる工法です。ウレタンは不定形かつ軽量なので、どんな形のバスタブにも対応可能です。しかも材料を塗るだけで、簡単に防水性を持たせることができます。ただし1週間程度の工事期間が必要となります。

築年数が古い住宅の在来工法浴室のリフォームを行う際、壁や床下の補強工事が必要となるケースがあります。さらに湿気による劣化や腐食がある場合は、住宅の基礎部分を補修する必要なことも。古い浴室の場合は、基礎補修費用も予算に想定しておきましょう。

ユニットバスの防水も丁寧な工事が必要
浴室の状態で防水工事が必要なタイミングが分かります。防水補修が必要なことを示すサインを知っておくことが大切です。浴室の壁や床に亀裂が入っていたら、補修のタイミングです。壁面の掃除などをこまめに行い、亀裂の有無をチェックしましょう。

在来浴室をユニットバスに変更する際は、排水が適切に流れるように水の流れをしっかり作っておかないと床板を支える柱を腐らせたり、基礎の外側にカビが生えてしまいます。一度設置したユニットバスを再度外して修理するとなると、かなり高額な費用が必要になるので、業者選びは慎重に行いましょう。

阪神佐藤興産では、浴室交換や修理など、建物に関するあらゆるご相談をお受けしています。お気軽にご相談ください。

お問い合わせ

お問い合わせ、無料お見積り・外壁無料診断のご相談など、お気軽にお問い合わせください。