2018.11.01
月刊ぬりかえDr.コラム台風被害を最小限に抑えるよう!
被害を最小限にするには日頃の準備が重要
こんにちは!ぬりかえDr.くんです。前回は台風被害を補償してくれる火災保険についてご紹介しました。実際には、台風被害が出ないようにする、あるいは被害が出ても最小限に抑えるために、台風が来る前にきちんと準備することが最重要です。
今回は、実際に台風が来る前にできる「台風被害を最小限に食い止める方法」をご紹介します。
台風対策は窓ガラスを守ることから!
台風被害の中で、最も多い被害は何かご存じですか?最も多い被害は、窓ガラスが割れることです。強風によって屋外にあるものが飛ばされて窓ガラスを割るというケースが最も多いそうです。こうした窓ガラスが割れる被害を抑える役割を担っているのが雨戸です。しかしながらマンションはもちろんのこと、最近の一戸建てでは雨戸がない家が増えています。
雨戸がない住宅の皆さんは、どうやって窓ガラスが割れないように対策すれば良いのでしょうか。最も簡単で確実なのが「窓ガラスにガムテープを貼ること」です。窓ガラスにガムテープを貼ることで、ガラスが割れるのを防ぐとともにガラスが割れた場合の破片飛散を抑えることができます。
そのほかペアガラスにすれば、外側の1枚が割れても内側のガラスが割れなければ家の中にいる人は被害を受けません。また、窓ガラス飛散防止フィルムを貼っておくのも効果があります。窓ガラス飛散防止フィルムは防犯効果やUVカット効果もあるので、台風被害防止以外でも役立ちます。
また台風通過中は、万が一に備えて窓ガラスの側から離れるようにしましょう。
家の中でできる台風対策はまだある!
台風により発生する被害は窓ガラスの割れだけではありません。
例えば、台風で風雨が強くなると、窓をしっかりと締めていてもサッシの隙間から雨水が入り込むことがあります。台風の風がさまざまな方向から吹きつけることにより、普段は雨を通さないすき間に雨が入り込んでくるのです。こうした吹き込みは、サッシのレール部分に新聞紙や使い古した雑巾などを挟んでおくことで防げます。
家の外側も対策を忘れずに!
家の対策も大切ですが、家の外の対策も重要です。
屋外にあるものは、飛ばないようにすることが最も重要です。あなたの家にあったものが台風で飛び、ご自宅はもちろん、誰かの家を傷つけたり、ケガをさせることがないように万全の注意を払ってください。
例えば、植木鉢や物干し、ゴミ箱など、移動できるものは家の中に入れておきましょう。犬小屋など家の中に入れられないものや、門扉など可動するものは、しっかり固定しておきましょう。
屋根周辺は日頃から対策しておく
屋根まわりに関しては、台風が接近し、風が強くなってきてからの対策は危険なので避けるようにして下さい。もし屋根周辺に不安を感じているなら、台風シーズン前に業者へ依頼して点検や修理をしてもらいましょう。特に、普段の雨で雨漏りがするようなら、台風では確実にそれまでよりもひどい雨漏りが発生することになります。なぜなら、すでに屋根から建物内部に向かって雨水が進むルートが確立されてしまっているから。雨漏りを発見した場合は、早めの修理をおすすめします。
阪神佐藤興産では、ご自宅をはじめとした建物の外壁塗装はもちろんのこと、さまざまな修理や補修、外壁の塗り替えに関するご相談をお受けしています。もしお客さまが大阪や神戸といった関西圏にお住まいで、建物の改修や外壁の塗り替えなどをご検討の場合は、阪神佐藤興産までお気軽にご相談ください。