2026.04.01
月刊ぬりかえDr.コラム今、外壁塗り替えはシリコン塗料が人気!?
こんにちは。ぬりかえDr.くんです!
外壁塗装の話になると、最近よく耳にするのが「シリコン塗料」という言葉。実際、工務店から提案されたり、ネットで調べていて目にしたりした方も多いのではないでしょうか。
なぜ今、シリコン塗料が選ばれているのか?本当に万能な塗料なのか?今回は、そんな疑問を整理しながら、シリコン塗料の特徴を少し冷静に眺めてみたいと思います。
そもそもシリコン塗料って何?
シリコン塗料の正式な呼び名は「アクリルシリコン樹脂塗料」。アクリル樹脂をベースに、ケイ素(シリコン)成分を組み合わせた塗料です。ポイントは、紫外線への強さ。太陽光による劣化を抑え、屋外環境でも塗膜が長持ちしやすい性質を持っています。そのバランスの良さが、注目されるようになった理由のひとつです。
なぜシリコン塗料が選ばれているのか
シリコン塗料が支持されている理由はいくつかあります。代表的なポイントを、少し噛み砕いて見ていきましょう。
①紫外線に強く、比較的長持ちする
外壁は毎日、紫外線と雨風にさらされています。シリコン塗料はこの紫外線への耐性が高く、色あせやツヤ落ちが起こりにくいのが特長です。一般的には10〜15年ほど、性能を保ちやすいと言われています。
②汚れが付きにくい
撥水性が高く、表面がなめらかなため、汚れが定着しにくい性質があります。雨が降ることで、表面の汚れが自然に流れ落ちる「セルフクリーニング効果」を感じやすい点も魅力です。
③価格と性能のバランスが良い
フッ素塗料ほど高価ではなく、アクリルやウレタンよりも長持ち。「コストを抑えつつ、できるだけ長く安心したい」という考え方に、ちょうど収まりやすい立ち位置にあります。
④見た目を保ちやすい
塗りたてのようなツヤ感が長続きし、チョーキング(表面が粉を吹く現象)も起こりにくいため、塗り替え後の印象を比較的長く維持できます。
⑤選択肢が多い
水性タイプ・溶剤タイプの両方があり、さらに1液型・2液型など、種類が豊富で、建物や施工条件に合わせて選びやすいのも特徴です。最近では、汚れに強いタイプや、紫外線対策を強化した製品も増えています。
シリコン塗料にも、注意点はある
もちろん、良いところばかりではありません。ここでは主な注意点2点を紹介します。
①ひび割れに注意が必要な場合も
シリコン塗料は塗膜がしっかりしている分、柔軟性はやや低めです。建物の動きや経年変化によって、外壁に細かなひび割れが出やすいケースもあります。特にモルタル外壁では、下地処理や下塗り材の選定が重要になります。
②次回の塗り替えで手間がかかることも
撥水性が高いということは、裏を返せば「次の塗料が密着しにくい」こともある、ということです。将来の塗り替え時には、下地処理を丁寧に行う必要があり、工程や費用に影響する場合があります。
グランセラトップがオススメ
外壁塗り替えで、おすすめするのは「グランセラトップ1液水性」です。フッ素樹脂塗料を超える高耐候性のハイグレード外壁用塗料で、優れた耐候性や美しいツヤ、強力な防藻・防カビ機能を備え、弾性タイプの下塗り材と組み合わせることで外壁のひび割れに追従し、各種弾性塗料の塗り替えにも適応可能です。もちろん、親水性機能により建物外観に付着した汚れを雨で洗い流し、美観を維持することができます。
いろいろ調べて、納得して選ぶために
シリコン塗料は、たしかにバランスの良い塗料です。ただし、すべての家にとっての最適解とは限りません。塗料にはそれぞれ個性があります。少し調べて、いくつかの選択肢を知ったうえで、プロと一緒に考える。そのプロセスが、住まいを長持ちさせる第一歩かもしれません。もし塗り替えを検討するタイミングが来たら、「なぜこの塗料なのか」を、ぜひ一度立ち止まって考えてみてください。

