ぬりかえDr.トピックス

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外部鉄骨階段の改修塗装の注意点を解説!

こんにちは!ぬりかえDr.くんです。

ビルやマンションでよく見かける鉄骨製の外階段。特に非常階段として設置されていることが多いですよね。普段はあまり使われることがないかもしれませんが、いざというときに安全に使用できるよう、風雨に耐えられる防水塗装が施されている場合も少なくありません。

では、こうした防水塗装が施された鉄骨階段の改修には、どのような注意点があるのでしょうか?今回は、鉄骨階段の改修塗装について詳しくご紹介します。

鉄骨階段の特徴と劣化の原因

鉄骨階段は、主にビルやマンションの非常階段として屋外に設置されることが多く、常に風雨にさらされています。そのため、耐久性を高めるためにウレタン塗装による防水処理が施されていることが一般的です。

しかし、年月が経つと塗膜は劣化し、塗装の剥がれが発生します。塗膜が剥がれると、防水塗装と鉄部の間に隙間ができ、そこから雨水が浸入。水分が逃げ場を失うことで内部が侵食され、最終的には階段の裏側に錆が発生します。この錆が進行すると、強度低下や見た目の悪化を招くため、定期的なメンテナンスが欠かせません。

鉄骨階段の保護方法

鉄骨階段の劣化を防ぐには、以下の2つの方法があります。

・塗装による保護
錆を防ぐためには、5〜7年ごとに定期的な塗り替えを行いましょう。再塗装の際には、単に上塗りするのではなく、ワイヤーブラシやサンドペーパーでケレン作業(錆の除去)を徹底し、錆を完全に除去して塗装の密着性を高めることが重要です。

また、通常の鉄用塗料が使われている場合は問題ありませんが、ウレタン塗装で防水されている場合は、同じウレタン塗装で仕上げる必要があります。ウレタン塗装の上に鉄用塗料を塗っても密着せず、剥がれの原因になるため、特に部分補修の際は注意しましょう。

・防水シートの施工
防水シートを貼る方法もありますが、施工が不十分だと剥がれやすくなったり、隙間から水が浸入して見えない部分に錆が発生するリスクがあります。特に複雑な形状の階段では慎重な施工が求められます。

鉄骨階段の寿命とメンテナンス頻度

鉄骨階段を長持ちさせるためには、ウレタン防水塗装を5〜7年ごとに定期的に塗り替えることが推奨されています。また、階段の裏面もしっかりと塗装しておくことをおすすめします。

定期的な点検や補修を行えば、屋外に設置された鉄骨階段でも30年以上の耐久性を維持することが可能です。

鉄骨階段のメンテナンスは建物の長寿命化に不可欠

鉄骨階段は、多くのビルやマンションに設置されており、その多くが非常時の安全確保のために設けられています。屋外にある以上、定期的なメンテナンスを怠ると劣化が進み、いざというときに使用できなくなるリスクが発生し、美観も保てなくなります。

コストパフォーマンスと耐久性を考えると、ウレタン防水塗装が最も効果的な保護方法といえます。鉄骨階段のメンテナンス計画に、点検や再塗装をしっかりと組み込み、建物全体の美観と安全性を維持しましょう。

阪神佐藤興産では、鉄骨階段のメンテナンスや再塗装をトータルでサポートしています。ぜひ、お気軽にご相談ください!

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