ぬりかえDr.トピックス

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屋根の棟包みの劣化にご注意!

こんにちは!ぬりかえDr.くんです!

「棟包み」とは何のことかご存じですか?棟包みとは、金属屋根やスレート屋根の頂点部分に設置されている棟板金のことで、屋根材の継ぎ目から雨水が浸入しないように屋根を守る重要な役目があります。

今回は、棟包みについてご紹介します。

※下の画像の赤枠で囲った部分が「棟包み」です。

棟包みの大切な2つの役割

棟包みは、建物を守る上で大きく2つの重要な役割を担っています。棟包み自体が風雨にさらされる位置にあるので、時間が経過するほどに劣化していく点も注意が必要です。

1)雨水の侵入を防ぐ
棟包みがある屋根の頂点付近は雨水が集中しやすい場所です。棟包みがしっかりと固定されていないと、雨水が屋根の内側に浸入して、将来的には雨漏りの原因になります。

2)屋根の強度を高める
棟包みが劣化すると、雨漏りの原因となるだけではなく屋根の強度が低下するケースもあります。風雨や紫外線の影響を受けやすいため、定期的な点検や修理が必要です。

棟包みの劣化症状

棟包みの小さな不具合が、家全体に大きな被害を引き起こす可能性があります。劣化症状は大きく3つが挙げられます。簡単に、その原因や対応法も紹介します。

1)釘の浮きなどによる棟包みの浮きや歪み
太陽光による膨張熱などがもたらす経年劣化により、棟包みを固定する釘が緩んできます。釘の打ち直しや増し打ちでの対応が基本ですが、棟包みを交換するケースもあります。

2)台風などで飛散物が衝突したことによる穴や破損
穴が開いている場合は、穴をパテで埋めたり補修板で覆うなどして穴埋めを行います。棟包みが大きく破損している場合は交換が必要になります。

3)棟包みの下地となっている木製貫板の腐食
ガルバリウム製やステンレス製など、棟包みのほとんどは金属製ですが、その棟包みを支える下地は木製です。台風などが原因となって雨水が棟包みから貫板に流れ、木製の貫板が腐食するケースがあります。この場合は貫板を交換します。

棟包みには悪徳業者が集まる?

「棟包みに不具合があると大変なことになりますよ!」と言って飛び込み営業をしてくる業者には注意が必要です。悪質な業者もおり、無料で棟包みの点検をするといって屋根に上がり、棟包みを壊したうえ、高額な修理見積もりを出して契約を迫るケースもあるようです。

棟包みをはじめ建物に補修が必要な部分を放置していると、悪徳業者が集まってくることがあります。悪徳業者に騙されないためにも信頼できる業者に定期的に検査や補修を依頼し、建物を健康な状態に保つようにしましょう。

外壁塗装と棟包みの劣化確認や板金工事を同時実施

阪神佐藤興産では屋根塗装の際に、棟包みなどの点検や劣化が見つかった場合の板金工事も行っていますので、まとめてご依頼いただけばコストを低くできます。ただし塗装しか行えない業者には、補修工事は出来ませんのでご注意ください。さまざまな業務をワンストップで請け負える優良な施工業者に依頼できるかどうかも、建物の維持コストを低く抑えるための大切な要素になるので、しっかり業者選びをされることをおすすめします。

阪神佐藤興産で外壁塗装だけではなく、建物の点検や修理をトータルにワンストップ対応しています。お気軽にご相談ください。

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