ぬりかえDr.トピックス

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「電線防護」っていったい何のこと?

「電線防護」は必要なの?
こんにちは!ぬりかえDr.くんです。外壁塗り替えの見積書に「電線防護費」といった項目が入っていたことはないでしょうか。電線防護費とは、電線付近で作業を行う際に感電を避けるための電線防護管を設置するための費用のこと。
費用を少しでも安くするために、電線防護費が入っていない業者を探して依頼しようと考えることは正しいことなのでしょうか。今回は、外壁塗り替え時や足場を設置する際に発生することがある「電線防護」についてご紹介します。

電線防護は国が定めた義務
普段、ご自宅が電線に触れるようなことはありませんが、塗装のために組んだ足場が電線に接近して触れてしまう可能性はあるかもしれません。あらかじめ感電の危険を回避するために、電線防護管を設置することが、国の労働安全衛生規則で義務づけられています。ちなみに電線防護にかかる費用は6万円以上。決して安い金額ではありませんが、電線防護が必要なのに実施しない業者は法令に違反していることになります。もし見積が一番安くても、その業者には依頼しないことをおすすめします。

電線防護をせずに接触したり切断すると大変なことに!
電線防護をすることなく高圧線や変圧器などに触れてしまうと、作業者の身体が大変危険な状態になることは言うまでもありません。最悪の場合、近隣地域がすべて停電してしまう可能性があります。
また、電線の下に電話線やケーブルテレビ線が敷設されていることがあります。電線ほどの危険はありませんが、切断してしまうと電話が不通になったり、ケーブルテレビが見られなくなるケースがあります。
さらに、電線防護管を設置せずに工事を行っていることが電力会社の耳に入った場合、注意を受け改めて電線防護管設置の手続きが必要になり、何日か工事が止まり工事費も追加になります。

感電や事故予防のため電線防護管設置は必須
電線防護管は国が定めた義務であり職人を守るためだけではなく、お客様やお客様の家、近隣の住民の方のため、欠かせないことがお分かりいただけたでしょうか。家と電線の距離が近く、外壁や屋根を塗装するための足場が電線に触れる可能性がある場合、必ず電線防護管の設置を行いましょう。

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